失敗しない梅シロップ作り
毎年5月に息子のお友達の実家で採れた梅をいただいて梅シロップを作っています。何度も作っていて毎回味が違ったりした中でなんとなくこうすると失敗しない方法が分かってきました。私の好みとして発酵しすぎたシロップよりも発酵を抑えた方が梅の風味がダイレクトにかんじれて好みです。どうしたら梅のスッキリとした香りを消さずに発酵しすぎない梅シロップができるかをまとめてみました。
梅をすぐに冷凍する
収穫してすぐに冷凍することで梅が傷みにくく、しかも梅の繊維が壊れることでシロップになるまでの時間が短縮できます。ある程度の雑菌も冷凍することで抑えることができているのではないかと推測しています。
甜菜糖やきび砂糖でなく精製された砂糖を使う
うちの家では、少しでも体にいいようにと精製されたグラニュー糖や上白糖でなく、甜菜糖やきび砂糖を通常使用しています。なので以前はきび砂糖を使って梅シロップを作ったことがありましたが、その年は、かなり発酵が進んでしまって酸味が強いシロップになってしまい、逆に上白糖を使った年は使わなかった年に比べて上手くいったように感じました。出来るだけ不純物のない砂糖を使うことで発酵しにくくなっているのではないかと思います。
お酢を少し入れる
これもお酢を入れることで菌の繁殖を抑えることができるようです。しかもお酢を入れることで甘ったるさがなくなり、スッキリとした味わいになります。
入れ物のアルコール消毒とビニール手袋
これは誰もがやっていることだとは思いますが、アルコールをキッチンペーパーに染み込ませてガラスの容器その他使うものを全て拭きます。アルコールがない場合は焼酎でも良いです。今回は子どもと一緒に作業をしたこともあってビニール手袋をはめました。そこまで神経質になる必要はないですが、美味しい梅シロップで梅ジュースを飲みたい!ということで頑張って作りました。
最後に今年の梅シロップの出来栄えは?!
作業をして一週間。あっという間にできました。氷砂糖は上白糖の倍の値段がすることもあって今年も値段が安い上白糖で作りました。しかし今回、上白糖が下に溜まってしまったのでそれを混ぜるのがかなり手間だったこともあり氷砂糖の必要性を感じる年になりました。理由として、去年は梅1キロ砂糖1キロで作ったのを、今年は倍の量2キロを詰め込んだことがよくなかったのかもしれないです。でも味は変わらず美味しい梅シロップができました。
子どもだちも大好きな、梅の香りがいっぱいの黄金の甘酸っぱい梅シロップが出来上がりました!とっても香りの良いものができて満足です!今回出来上がった梅ジュースは冷蔵庫には入れずに常温保存にしていましたがほぼ味は変わりませんでした。だいたい1ヶ月もしないうちに飲み干したこともあって、気にならなかったのかもしれません。発酵を抑えるためにも冷蔵庫での保存をお勧めします。また来年も作りたいと思います。
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