かれこれ9年くらい前に こんまりさんの本の「人生がときめく片付けの魔法」を読みながら
衣類や書類など子育てしながら 断捨離を頑張っていました。
まず捨てやすいものから捨てていって、思い出など 時間がかかりそうなものは一番最後に取り掛かることになっていたのですが
結局思い出まで てが回らず後回しにしたまま 8年経っていました。
ほぼ捨てる
思い出など捨てれなかったものを 思い切って捨てみた結果 心がスッと軽くなりました。
美大で油絵を専攻していた私は卒業して、20年近く経っても
作品や道具たちを捨てることがずっとできませんでした。
親には予備校や生活費、学費など出してもらった恩もあったし
作品や道具を見ては 心が痛んでいました。
作品たちも飾ることもせずしまってあり 心のどこかで その頃の思いが 重かったし忘れたかったのかもしれません。
いつか描きたいと思う日が来るかもしれないと思ってとっておいたけれど
結局そのいつかはくることがありませんでした。
夢を叶えることができなかったという 象徴になっていた物たちを手放すことで ものすごく心が軽くなり
どんどんいろんな物への執着がなくなっていきました。
先に思い出から捨てる
ラスボスだった思い出を捨てたことで 物にくっついている見栄や執着を手放すことができ
ものへ対する考え方が シンプルになってきました。
私の場合は捨てにくいものから捨てたことで、ミニマム生活が加速していきました。
今ある道具は 今の自分の生活をより良くするためにあるわけで、過去の思いにとらわれずに
今を楽しく過ごすことが 両親も喜んでくれると 思えるようになりました。
写真や手紙
これもさらっと捨ててしまいました。
もう過去のものはいらない気分が清々しくて
大切な写真や手紙だけ数枚残して ほぼ捨ててしまいました。
捨てて まだ数カ月しか経っていませんが 今のところ何も後悔していません。
余白ができる
収納していたケースを6個も捨てれて家の中のスペースも広くなり
また 見るたびに へこむこともなくなり 心のスペースも広くなりました。
家の中にも心の中にも 余白ができていくようです。
コメント